金魚の絵手紙の描き方|初心者向け!没骨法と鉤勒法を4作品で比較

並べてみると、
同じ金魚でも
ずいぶん表情が違います。

鉤勒法(こうろくほう)は
輪郭線を描いてから色を塗る方法

没骨法(もっこつほう)は
輪郭線を描かず、

色や墨の濃淡で形を表す方法

さて、皆さんは、
どちらの金魚がお好きでしょうか。

目次

第1章 鉤勒法(こうろくほう)|輪郭線で金魚の表情を描く

鉤勒法とは、
描くものの輪郭を線でくくり、
その内側に色を塗っていく描法です。

くるっとした目を入れると、
金魚がこちらに
何か話しかけているように
見えてきます。

丸い金魚鉢は、懐かしく穏やかに

昔懐かしい丸い金魚鉢を、
ハガキの中央に描きました。

赤と黒の金魚が向き合う姿にすると、
金魚たちの小さな会話が
聞こえてきそうです。

「ここ、わりと快適ですよ」

四角い水槽は、暮らしの一場面に

丸い金魚鉢が難しいときは、
シンプルな四角い水槽でも
よいと思います。

「暑中お見舞い 水の中より」

水草や水の流れを加えると、
どこか懐かしい夏の一場面になりました。

大胆にはみ出すと、金魚が近づく

こちらは、金魚鉢を右側に寄せ、
画面から大きくはみ出させました。

「そちらは暑そうですね」

同じ鉤勒法でも、
器の形や配置を変えるだけで、
絵の中に違う物語が生まれてきますね。

この金魚の描き方(鉤勒法)は、
YouTubeでご紹介しています。
以下のリンクをクリックすると、
ご覧いただけます。
YouTube:https://youtu.be/Dk503bHKAzo

第2章 没骨法|色と筆の動きで金魚を泳がせる

没骨法とは、輪郭線を描かず、
顔彩の濃淡で形を表す描法です。

この2匹の金魚は、下描きをせず、
筆の技をつかい、
直接描きました。

丸い胴体を色で描き、
筆先を動かしながら、
ひれや尾をのびやかに
加えていきます。

「心ばかりの涼をどうぞ」

この金魚(没骨法)の描きかたは、
動画でご紹介しています。

以下のリンクをクリックすると、ご覧いただけます。
YouTube: https://youtu.be/2rUUB5AR6xA

第3章 初心者は、どちらが描きやすい?

初めて描く方には、
まず鉤勒法をお勧めします。

一方、
没骨法は少し筆慣れが必要ですが、
思いがけないにじみや筆跡が、
生き生きした金魚を
生んでくれることがあります。

没骨法で体を描き、
目やひれに細い線を加えるなど、
二つの良いところを
自由に組み合わせてもよいのです。

絵手紙は、自由な世界ですから(笑)。

まとめ|描きたい金魚に合わせて選ぼう

輪郭線のある金魚は、
こちらに何か
語りかけているように見えます。

輪郭線のない金魚は、
画面の中をのびやかに
泳いでいるようです。

同じ金魚でも、描き方を変えると、
こんなにも表情が変わります。

この夏は、ぜひ二つの描き方で、
金魚を描き比べてみてくださいね。

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。

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この記事を書いた人

さわやか墨彩画教室の桂颯です。

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