絵を描く時、
最も理想的なのは現地での写生です。
しかし、
忙しい日常の中で
時間を確保するのは
簡単ではありません。
また、
街中に住んでいると、
人前でスケッチをするのが
気恥ずかしく感じることもあります。
そんなときに役立つのが
写真を使った素材集めです。
手軽に利用でき、
絵のモチーフとして幅広く活用できる写真は
創作の強い味方となります。
しかし、
どこでどのように集めれば良いのか、
迷う方も多いのではないでしょうか?
今回は、
私が実践している
絵の素材集めの方法を
ご紹介します。
自分で撮影する方法から
便利なオンラインツールの活用まで、
役立つヒントを
ぜひ参考にしてみてください。
第1章:自分で写真を撮る

私が最も大切にしている素材集めの方法は、
実際に自分で写真を撮ることです。
自然の中に足を運び、
花や小鳥をじっくり観察しながら
撮影する過程そのものが、
創作意欲を高めるきっかけになります。
おすすめの撮影スポットは、
牡丹園、菖蒲園、バラ園といった、
季節ごとに見頃を迎える植物園です。
そこで出会える多種多様な花々は
撮り溜めするのにも最適です。
私は、保存した写真や動画を
「桜」「すみれ」「紫陽花」など、
フォルダに分けて管理しています。
こうして写真を整理しておけば、
使いたいときに、さっと取り出して、
絵の参考資料として使えます。
また、
散歩や買い物の途中で
見かけた花を撮影するのもおすすめです。
これまで気にも留めなかった公園やお庭のお花たちの
季節の変化をいつも感じることができるので、
豊かな感性を育てることができます。
第2章:Pixabayを利用する

撮影が難しい場合や、
特定の素材がすぐに必要なときには、
Pixabayを活用します。
Pixabayは、
高品質なフリー素材を提供する
プラットフォームで、
写真、イラスト、動画などを
無料でダウンロードできます。
個人利用はもちろん、
商用利用も可能です。
ただし、有料素材もあるので、
注意が必要です。
利用方法は、簡単で、
検索バーに「椿」や「桜」など、
具体的なキーワードを入力するだけで、
目的の素材が出てきます。
気に入った画像をクリックして
「無料ダウンロード」ボタンを
押すだけでダウンロードが完了します。
手軽さと品質の良さが魅力で、
時間のないときにも重宝します。
第3章:Unsplashを利用する

Pixabayと並んで、
私がよく利用するのがUnsplashです。
上の画像は、
私がiPad に入れているunsplashアプリです。
このアプリは、
iphoneやiPadのみで使用できるアプリのようですが、
PCでも使えるサイトもあるみたいです。
unsplashは、フリー素材を提供するサイトですが、
特にアート性の高い写真が多い点が
魅力です。
アプリ版のUnsplashでは、
「cherry blossom(桜)」や
「small bird(小鳥)」など、
英語で検索する必要がありますが、
上記、サイトでは、日本語でも使えそうですね。
私は、アプリを使っているので、
Googleや翻訳アプリなどで、
翻訳して単語を入力しています。
Unsplashでは、
美しい写真や面白い構図の写真が、
次々に見つかるので、
おすすめサイトです。
第4章:Pinterestを利用する

Pinterestは
アイデア収集に最適なツールです。
花鳥画のテーマに合う
素材や構図のヒントを得るために、
キーワードで検索します。
Pinterestの良い点は、
単なる写真だけでなく、
他のアーティストの作品やイラストも
多く見られることです。
「ボード」と呼ばれる機能で、
気に入った画像を整理し、
いつでも見返せるようにできるのも便利です。
上の画像は、
「梅」のボードに集めた写真や
他のアーティストの作品集です。
また
関連画像を次々に表示してくれるため、
時間を忘れて素材探しに
没頭してしまうこともしばしばです。
ただし、
Pinterestを利用する際には、
最初に登録をする必要があります。
また画像の使用に際しては、
著作権などに注意する必要がありますので、
ご注意ください。
終わりに
素材集めは、
絵を絵を描く前の
大切な準備の一つです。
それは単なる作業ではなく、
自然や他のアーティストから
新しい発見を得る
クリエイティブな時間でもあります。
今回ご紹介した方法を参考に
、ぜひ自分にあった
素材集めを試してみてください。
あなたの作品が
より豊かで魅力的なものになることを
願っています。