こんにちは。桂颯です。
今回は、[顔彩で描く絵手紙シリーズ]として、
朝顔の描き方をお届けします。
朝顔の特徴

朝顔は、ヒルガオ科の一年草で、
つるを巻きながら成長し、
支柱やフェンスに絡みついて、
青や紫、ピンク、白などのいろいろな花色を
楽しませてくれます。
日本では、古くから観賞用として親しまれていて、
多くの園芸品種が存在しますね。
お花は、5枚の花びらがくっついて、
ろうと状になっています。

特に、私は、横から見たお花のシルエットが
大好きです。
なんともエレガントでしょう?
朝顔の魅力

朝顔は、その名の通り、朝に咲き、
昼にはしぼんでしまう一日花ですが、
その短い命の中で鮮やかな美しさを見せてくれます。
小学校一年生になると、
朝顔を育てるという実習がありますね。
うちの孫も、学校から朝顔の種をもらってきて、
うちのお庭でも育てています。
毎朝、美しいお花をたくさん咲かせてくれるので、
私は、毎朝、いろんな表情を見せてくれる朝顔を
いろんな角度でカメラにおさめています。
でも、毎朝、同じお花を見ることはありません。
朝顔との出会いは、一日だけなんですね。
翌朝には、別のお花が咲いていて、
同じお花を見ることはありません。
一期一会の美しい出会いを
かけがいのないものと感じます。
朝顔の逸話

安土桃山時代に活躍した茶人、
千利休にまつわるエピソードをご紹介します。
利休の庭には、
朝顔が見事に咲き誇っているという噂を
聞きつけた当時の天下人豊臣秀吉は、
朝顔の茶湯を所望しました。
しかし当日、秀吉が、利休の屋敷を訪れてみると、
朝顔は一株残らず引き抜かれていて、
秀吉は大いに機嫌を損ねてしまいます。
そんな秀吉を利休は、落ち着いて、
茶室へと案内します。
そこには、
床の間に活けられた見事な朝顔の一輪が
ありました。
それを見た秀吉は、
大層、利休をめ称えたということです。
早朝の澄み切った空気と静寂の中で、
一輪の朝顔は、冴え冴えと美しく、
さぞかし秀吉の心を打ったことでしょう!
朝顔の描き方動画
動画は、ステップバイステップで、
わかりやすい内容となっています。
初心者の方でも、簡単に描けるので、
ぜひ、挑戦してみてくださいね。
終わりに
今回は、
朝顔の魅力、特徴、花言葉などをご紹介した後、
朝顔の絵手紙の描き方を2種類、お届けしました。
お楽しみいただけましたか?
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
朝顔の絵手紙を描きながら、
ぜひ夏の風情を感じてみてくださいね。