こんにちは、桂颯(けいそう)です。
今回は、絵手紙講座「ひまわりの描き方」を
お届けします。
ひまわりは、夏の真っ盛り、
じりじり太陽が照りつけるような暑い日でも、
明るく鮮やかな黄色いお花を咲かせ、
元気を与えてくれます。
太くて大きい茎は、直立し、2mくらいまで
成長し、大きな花を咲かせる
向日葵は、なんとも豪快なイメージですね。
「向日葵」(ひまわり)という名前は、
太陽の動きに併せて、お花の向きも合わせて回ることに
由来していますが、
私には、向日葵のお花自体が
太陽のように思えます。
外側の花びらは、まるで太陽フレアのようですね。
さて、今回は、まず、ひまわりの名前の由来やお花の構造について
解説します。
次に、ひまわりをエネルギッシュに色鮮やかに描く
3つのポイントについて解説した後、
わかりやすい描き方動画をご紹介します。
動画は、すべての行程を省略せずに、
わかりやすく丁寧に作成していますので、
ご覧になれば、ほぼ描き方をマスターできると思います。
盛りだくさんの内容ですので、
ぜひ、最後までご覧くださいね。
ひまわりとは?
向日葵は、キク科の一年草。
原産国は、北アメリカです。
「ひまわり」という名前は、
太陽の動きに合わせて、
お花の向きも合わせて回ることに
由来します。
けど、ひまわりが、太陽の動きに合わせて回るのは、
成長が若い時期だけで、
お花を咲かせる頃には動かなくなるのだそうです。
ひまわりのお花の構造とは?
ひまわりは、一つの大きなお花のように見えますが、
実は、たくさんの小さなお花が集まってできています。
これは、キク科植物の特徴なんですね。
この小さなお花には、2種類あり、
外側の花びらのように見える部分を「舌状花」
中央の部分を、「管状花」と言います。
管状花は、外側から内側に向かって、
開花していきます。
中央の黒くつぶつぶに見えるところは、
蕾なんですね。
黄色い点々は、花粉です。
お花の構造はわかると、とても描きやすくなるんですよ。
描き方3つのポイント
ポイント1、ひまわりの生命力の強さを花びらの形と色で表現
花びらの形を太陽フレアのように、
勢いをつけて、一枚一枚変化をつけて描きます。
花びらの色も太陽フレアのように、
色鮮やかに描きます。
(着色のコツ)
筆全体に鮮光黄を含ませ、
筆先にだけ、オレンジ(鮮光黄+紅)を取り
一筆で、花びらを着色します。
筆先を花びらの外側に向け、
筆の腹を花びらの根本の方に向けて
押すようにして塗ると、
花びらの中で、きれいなグラデーションができます。
ポイント2、茎を太く、葉っぱもざっくり描くことで
力強さを表現
ポイント3、ひまわりの花を擬人化して表現
真正面を向いた向日葵は、意志の強さを
横を向いた向日葵は、未来への願いを
表現します。
描き方動画
まとめ
今回は、ひまわりの特徴や名前の由来、お花の構造を説明した後、
描き方ポイントを3つ、解説し、
描き方動画をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
今回は、ここまでです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう。