こんにちは。桂颯です。
皆さんの中に、
絵手紙は描いてみたいけど、
私には時間がない!
無理!!
と思っていらっしゃる方、
いませんか?
本当にそうですか?
実は、私も、
10年以上も前のことですが、
「絵を描きたいけど、
今の私の状況じゃ無理。あきらめる」と
友人に愚痴を言ったことがありました。
実際、その当時の私は、
薬局の仕事、民生委員活動、
家事を両立させるだけで
精一杯でアップアップしていました。
しかし、友人は言ったのです。
「本当にそうなの?
明日、死んでしまうかもしれないのに、
やりたいことを今、
やらないで本当にいいの?
いったいいつやれるようになるの?」と。
私は、目から鱗で、
その言葉に励まされ、
早速、その夜、
まず絵の先生を
探すことから始めました。
その時の友人の言葉は、
今も私の心の中に
鮮烈に残っています。
やりたいことをやり、
悔いのない人生を送りたい!
心からそう思いました。
勇気を持って、
一歩進んだおかげで、
今、絵を心から楽しんでいます。
忙しいほど心をなくす?
「忙」という漢字は
「心をなくす」と書きます。
忙しさに追われると、
つい自分の時間を
後回しにしてしまいがちです。
しかし、
そんな時こそ、
ほんの少しでも
心を落ち着ける時間を
持つことが大切です。
絵手紙は、
気軽に始められ、
短い時間でも楽しめる
趣味の一つです。
しかし、
「仕事が忙しくて時間がない」
「家事に追われて絵を描く余裕がない」
と感じている方も多いでしょう。
退職しても、
自由な時間が増えると思いきや、
雑用に追われ、
気がつけば一日が
あっという間に
過ぎてしまうのが常です。
そこで、
私は「意識的に時間を確保する工夫」を
取り入れるようにしました。
この記事では、
忙しい日々の中でも
絵手紙を楽しむための
時間の作り方について
お話しします。
第1章:週末の「まとめ描き」作戦

仕事や家事で
平日はバタバタしてしまう方は、
週末に絵を描く時間を
作るのがおすすめです。
私も仕事をしていた頃は、
週末にゆっくり墨彩画を
描いていました。
週末に時間を確保するコツ
1、午前中に用事を済ませる
朝のうちに
掃除や買い物などの
用事を終わらせると、
午後からは気持ちに余裕ができます。
2、スケジュールに「絵の時間」を入れる
「午後3時から1時間は絵手紙を描く」などと
決めておくと、
他の予定に流されにくくなります。
3、道具をすぐに取り出せる状態にしておく
準備に時間がかかると、
それだけで面倒になってしまいます。
スケッチブックや筆、顔彩を
いつでも使える場所に置いておくと、
すぐに描き始められます。
ワンポイントアドバイス①
お絵描き道具は、
いつも綺麗な状態に
保っておきましょう。
描いた後、
絵皿や筆などを
汚れたままにしておかないで、
その日の終わりには、
きれいに洗って整理整頓しておきます。
汚れたままの絵皿や筆を見ると、
げんなりして、
「今日はやめておこう」ということに
なりますから。
私は、仕事机とは別に、
お絵描き専用の机を持っているので、
いつでもセットしてありますが
専用の机を持っていなくても、
すぐに取り出せる箱の中に、
お絵描きセットを
入れておけば良いでしょう。
第2章:一日のスケジュールを30分単位で管理する

私が実践しているのは、
「一日のスケジュールを
30分単位で決める」方法です。
ぼんやりしていると、
あっという間に1時間、2時間、
時には、半日ほど
過ぎてしまいます。
スケジュール管理のコツ
1、朝、今日やることをリストアップする
例えば、
「午前9時〜掃除」
「10時〜買い物」
「11時〜パソコン仕事」など、
具体的に書き出します。
ワンポイントアドバイス②
スケジュールの用事が
片付くごとに、
線を引いていきます。
すると、
達成感を味わうことができます!
2、絵を描く時間をあらかじめ確保する
「朝10時から30分は絵手紙タイム」と
決めてしまえば、
他の予定に流されません。
ワンポイントアドバイス③
朝は、頭がすっきり冴えているので、
クリエイティブな活動、頭を使う仕事は、
午前中に行うのが合理的です。
3、時間がきたら、すぐに行動する
「あとでやろう」と思うと、
どんどん後回しになってしまいます。
スケジュールに沿って
テキパキ行動することが
大切です。
私は、
このスケジュール管理のおかげで、
仕事や家事の効率が良くなり、
無駄なく行動できるようになりました。
ワンポイントアドバイス④
スケジュール管理を
成功させる秘訣は、
一日のどこかに、
必ず、休憩時間を取ることです。
疲れてくると、
やる気も効率も落ちてくるからです。
また、
予定通りに用事が終わらなくても、
それはそれで良しとして、
次の行動に移ります。
自分を責めない!
これも、継続させる秘訣です。
おかげで、私は、
無駄に過ごしていた時間が激減して、
仕事も家事もお絵描きも、
全てはかどるようになりました。
第3章:描くことを習慣化する

「忙しいから描けない」と
思っていると、
どんどん遠ざかってしまいます。
逆に、
少しづつでも続けていると、
絵を描くことが日常の一部に
なっていきます。
習慣化するための工夫
1、「1日10分でも」の習慣をつける
小さな紙に
簡単な絵を描くだけでもOK。
毎日続けると、
自然と上達していきます。
ワンポイントアドバイス⑤
1日10分づつでも、
1週間で70分、
1ヶ月で300分、
1年で3650分(約60時間)
になる計算です。
実は、
こつこつ継続していくことが、
一番の上達の早道なのです。
2、「ながら描き」でもOK
音楽を聴きながら、
お茶を飲みながら、
気軽に筆を動かしてみましょう。
私は、午後、
眠くなることがあるので、
カフェオレを飲みながら描きます。
3、SNSやブログにアップする
「今日はこんな絵を描きました」
と発言すると、
モチベーションが上がります。
ワンポイントアドバイス⑥
恥ずかしがらないで、
どんどんアウトプットすることです。
上達してから、
人に見せようと思っていたら、
いつまで経っても上達しません。
私は、
墨彩画を始めたばかりの頃は、
親戚や友人にじゃんじゃん
絵手紙を描いて送りました。
次に、
インスタグラムにアップし、
次にブログにアップし、
次にYouTubeに
アップするようになりました。
勇気を持ってアップするたびに、
上達していった気がします。
第4章:時間がなくても楽しめる絵手紙の描き方
時間がないときでも、
短時間で仕上げられる
絵手紙の描き方を取り入れると、
気軽に楽しめます。
短時間で描くコツ
1、シンプルな構図にする
余白を生かし、
簡単なモチーフを描くだけでも
素敵な絵手紙になります。

2、道具を最小限にする
鉛筆や色鉛筆だけでも
十分に描けます。
時間のないときは、
準備や片付けの手間を減らしましょう。
3、「5分スケッチ」を取り入れる
5分で描ける小さなモチーフ
(花びら1枚、葉っぱ1枚など)
を描いて見ると、
気軽に続けられます。

上の絵は、習字用の紙に、
没骨法で、
水仙の葉っぱの描き方を練習したもの
また写真を見ながら、
スケッチ帳に、
お花や葉っぱのスケッチするのも
おすすめです。
まとめ:忙しいからこそ、絵手紙を楽しもう

忙しい毎日の中で、
ほんの少しでも
自分の時間を持つことは、
心の余裕につながります。
・週末にまとめて描く
・一日のスケジュール管理をする
・描くことを習慣化する
・短時間で描ける工夫をする
これらの方法を試しながら、
自分に合ったやり方を
見つけてください。
忙しいからこそ、
絵手紙を通して、
心を豊かにしていきましょう。