こんにちは。桂颯です。
この詩は、
まだ若かった頃に
書いたものです。
学生の頃の私は、
日記を書くことを
習慣にしていました。
毎日欠かさず書くと
いうものではありません。
嬉しいことがあった日。
どうしようもなく苦しい日。
心が大きく揺れたときだけ、
ノートを開き、
そのときの自分の気持ちを、
そのまま言葉にしていました。
誰に見せるためでもなく、
上手に書こうとするわけでもなく、
ただ正直に
書き留めていったのです。
第1章 書くことで、心は静かに整っていく

UnsplashのTowfiqu barbhuiyaが撮影した写真
不思議なことに、
言葉にして書いていくと
それまで渦の中にいた感情を、
少し離れたところから
見つめることが
できるようになります。
絡まっていた思いがほどけ、
動いていた心の揺れ幅が
小さくなり、
気持ちが静かに
落ち着いていくのです。
迷いの中にいるときでさえ
自分が進むべき道が
心の奥のほうから
そっと浮かび上がってくるように
感じました。
書くことは、
もう一人の自分と
出会う時間だったのかもしれません。
第2章 日記が詩に変わった瞬間

UnsplashのJohn Jenningsが撮影した写真
描き続けるうちに、
日記の中の言葉は、
自然に詩の形に
なっていきました。
整えようとして
生まれた言葉ではなく、
そのときの自分の中から
あふれでるように
出てきた言葉たち。
今読み返しても、
そこに並んでいる言葉は
「ああ、この言葉は生きている」
と感じます。
あの時の私でなければ、
決して書くことのできなかった文章。
あの時間を生きた私にしか、
出てこなかった言葉。
だからこそ、そこには
かけがえのない価値が
あるのだと思うのです。
第3章 詩画集「光と影」へと続く道

詩画集「光と影」に
収めていく作品は、
すべて、
この”書く時間”から
始まっています
若い頃、
苦しみの中で
ノートに向かった日々。
自分の心と
向き合い続けた時間。
その積み重ねが、
今の私の言葉となり、
絵となり、
一冊の詩画集へと
つながっていきます。
「光と影」は
作品集であると同時に
私の心の記録でもあるのです。
第4章 辛いときこそ、書いてみてください

UnsplashのNiko Nieminenが撮影した写真
もし今、
苦しさの中にいる方がいらしたら
ぜひ
日記を書いてみてください。
どんな言葉でもかまいません。
上手に書こうとしなくていい。
整っていなくても大丈夫です。
誰かに見せる必要もありません。
ただ
そのままの心を
そのままの言葉で
書いているうちに、
少しづつ何かが
変わっていきます。
どんな言葉でもいいのです。
書いているうちに
少しずつ何かが
変わっていきます。
見えなかったものが見え、
心の奥にある静かな声に
気づくようになります。
第5章 言葉は、未来の自分への贈り物

UnsplashのSixteen Miles Outが撮影した写真
若い頃の私が書いた言葉は、
長い時間を経て、
今の私を支えてくれています。
若い頃の私が、
懸命に生きた証です。
それはまるで
過去の自分からの
贈りもののように
感じられます。
言葉は、
時間を超えて生き続ける。
だから私は、
これからも
書き続けていきたいと
思うのです。
そしていつか、
この詩画集「光と影」が
誰かの心に
そっと寄り添う一冊になることを
願っています。

