こんにちは。桂颯です。
皆さんにとって、
幸せとは、
どんなものでしょうか。
楽しい出来事が
あることでしょうか?
うれしいことが
起こることでしょうか?
若い頃の私も、
そういう「特別な時間」が
幸せだと思っていました。
けれど、今は、
無事に一日を
終えられること。
自然の中で、
静かな時間を持てること。
それだけで、
十分に幸せを
感じられるのです。
今回は、なぜ、
そんなことで
幸せを感じられるようになるのか?
そんなお話をしてみたいと思います。
第1章 自然の中にいると、なぜ心が落ち着くのか

自然が
人の心や体に
良い影響を与えることは、
昔から感覚的に
知られてきました。
そして近年、
その効果は、
さまざまな研究によって、
少しずつ確かめられています。
千葉大学では、
「自然セラピー」に
関する研究が行われており、
自然に触れることで、
脳の働きや自律神経のバランスに、
よい変化が見られることが
報告されています。
森や公園、花や緑に触れると、
なぜかほっとする。
そんな感覚は、
気のせいではなく、
体の反応としても
確認されているのです。
第2章 人は、長い間、自然の中で生きてきた

人類は、
何百万年もの間、
自然環境の中で
暮らしてきました。
それに比べると、
都市での生活は、
ほんの数百年ほどです。
私たちの体は、
そうした長い歴史の中で
形づくられてきました。
そのため、
現代の便利で
刺激の多い環境は、
体や心にとって、
大きな負担となっているのです。
情報があふれ、
スピードを求められる毎日。
知らず知らずのうちに
わたしたちの心身には
緊張した状態が
続いてしまっているのでは
ないでしょうか。
第3章 自然に触れると、体がゆるむ

研究では、
自然の中に身を置くと、
血圧や脈拍が落ち着いたり、
リラックスに関係する
神経の働きが
高まったりすることが
示されています。
これは、
「気持ちの問題」ではなく、
体の変化として
見られる現象です。
昔から自然療法の世界では、
「自然には人を癒す力がある」と
言われてきました。
その考え方が、少しずつ
科学の言葉で
説明されるようになってきた、
というのが
今の状況なのだと思います。
第4章 私は、知る前から感じていました

UnsplashのPawel Andrzejczakが撮影した写真
こうした研究を
知るずっと前から、
私は、自然の中にいると
気持ちが楽になることを、
実感していました。
澄んだ空気。
やさしい風。
緑の色。
花の色。
それだけで、
心が静かになるのを
感じます。
第5章 幸せの感じ方は、変わっていく

若い頃の私は、
楽しいこと、嬉しいこと、
旅行やごちそう、
感動する出来事など、
「特別なこと」が
幸せだと思っていました。
けれど、
人生の中で、
思いがけない出来事や、
つらい経験を重ねるうちに、
感じ方は
少しずつ変わってきました。
無事でいること。
平穏に暮らせること。
それ自体が、
どれほどありがたいことなのか。
そう気づくようになったのです。
第6章 絵に込めている思い

私が描く絵も、
こうした自然の空気感を
大切にしています。
鳥や花、緑の中に
いるときに感じる、
あの静かな安心感。
心がゆるむような時間。
それを、
一枚の絵の中に
表したいと思いながら、
筆をとっています。
今回の絵も、
自然の中に身を置いたときの、
心がほどける感じを
思い浮かべながら描きました。
第7章 今の私にとっての幸せ

今、私にとっての幸せは、
自然の中で、
静かな時間を
過ごせることです。
何か特別なことがなくても、
ただ、風を感じ、
緑を眺めるだけで、
心が整っていくように感じます。
自然の中にいると、
本来の自分に戻れる。
そんな気がしています。
まとめ
自然が
人に与える癒しの効果は、
今も研究が
続けられている分野です。
すべてが
完全に解明された
わけではありませんが、
自然に触れることで、
心と体がリラックスすることは、
多くの研究で確かめられています。
そして、
そのことを知る前から、
私たちは、
体でそれを
感じてきたのだと思います。
自然の中で過ごす静かな時間。
それは、
私にとって、
何よりの幸せです。

